ハンドメイドバッグ ハンドメイド雑貨 動物イラスト 動物絵師WEB
「動物絵師WEB」のロゴマークには
「美」という漢字を象った日本の伝統ある吉祥文字紋を採用しました。
shoppingcart

動物絵師WEB TOP
動物 アート作品
猫 アート作品
犬 アート作品
うさぎ アート作品
亀 アート作品
動物 アート作品
動物 雑貨 イラスト ポストカード
動物モチーフ・銅版画(エッチング)
動物モチーフ・トートバッグ・ハンドメイドバッグ
動物モチーフ・アクセサリー
 動物モチーフ・Tシャツ
動物モチーフ・クッション
動物モチーフ・コースター
動物モチーフ・沖縄三線 ティーガ
ペット 肖像画
お祝い・贈答品に
スペシャル・モニター募集中!
三浦真奈美 試作品と非売品
動物絵師WEB 三浦真奈美


ポストカード 無料 プレゼント
あなたに
「動物絵師WEB」の
ポストカードを3枚
無料プレゼント!

ご家族、ご友人にも
ぜひお知らせください。

▼詳しくは下記をクリック



スペシャル・モニター募集!
思えば子供の頃
私は絵を描いて
それを友達にみせては
一緒に喜んでいました。

そしていまでも
あの頃と同じ
「人を喜ばせたい」
「楽しませたい」
という気持ちが
私が絵を描くときの
何かを作るときの
“原動力”です。

▼詳しくは下記をクリック

スペシャル・モニター募集


こんにちは。「動物絵師WEB」の三浦真奈美です。

動物絵師WEB 動物イラスト ハンドメイドバッグ

詳しいプロフィールは
ここをクリック >>


会社概要はこちら >>



お支払いには
・クレジットカード
・銀行振込(前払い)
がご利用いただけます。

■クレジットカードは下記



・VISA
・MasterCard
・NICOS
・UFJ
・DC
・JCB
・AMERICAN EXPRESS


■銀行振込は下記に対応

・ジャパンネット銀行
・三井住友銀行
・ゆうちょ銀行
・イーバンク銀行
・三菱東京UFJ銀行
・みずほ銀行

銀行振込先一覧はこちらから


お買い物カゴには
128bitのSSLを標準装備した
「SHOP-Maker」を
採用しています。

SSLショッピングカート


商品は
メール便または宅配便にて
お届けします。

クロネコメール便

ヤマト運輸


▼詳しくは下記をクリック





「動物絵師」三浦真奈美のアレコレ


「わたしは、人生のなかで、何をインプットしてきたのかな?
 いろんなアウトプットをするのも大事だけど
 人生のなかで、そうたくさんはできないインプットのほうに
 もっと意識的になってみてもいいのかな・・・」

と、ようやくこの歳になって思うようになりました。

ちょっと反省しています。


でもアウトプットは楽しいです(笑)。

小さいときは、毎日がアウトプットでした。失敗しても、楽しかった(笑)。



第一章 「志」

●はじめまして。三浦真奈美(みうら まなみ)です。


(こんにちは。こんばんわ)


私は、北海道で生まれ、2歳から18歳まで青森で育ちました。

(札幌生まれ) (姉とオバQに乗って) (散歩しながら空想中) (初めてのねぶた祭り参加)


私は、小さい頃から絵を描くのが好きでした。

小学校にあがる前までは、からだが丈夫なほうではありませんでしたが
おかげで、絵を描く時間がたくさんあったのかもしれません。
病院に入院していたときは、寂しさをまぎらそうとしていたのか
なぜか「栗」の絵をよく描いていました。

その後、小学校にあがってからは
「マンガ」を描き、友達にみせては喜んでいました。

そして、地元の青森高校を卒業後は
染織を学べる美術・工芸系の大学に進学するのが夢でした。

小さな頃から「きもの」が好きだったからです。

私の「きもの」好きは、明らかに母の影響です。

母は「きびしくて、オモシロイ」人でした。
私が何をオモシロイと思うかは、母の影響があるなと
今でも、ときどき感じます。

母は「きもの」が大好きな人でした。

私は、そんな母に連れられて
デパートの中の「呉服売り場」によく行くことがあり
「きもの」に描かれたキレイな「絵」や「柄」を見ながら
子供ながらにワクワクするものを感じていました。

今にして思えば、そんな母との思い出の場でもある「呉服売り場」は
当時の私にとっては「ギャラリー」のようなものだったのかもしれません。
「景色」とか「文様」とか「動植物」とか、実にさまざまな絵や柄があふれ
眼前にめくるめく展開する、バラエティに富んだ「和の表現世界」を体験し
そこでいろんな「発見」をするのが、たまらなく楽しかったのを憶えています。

そして、そんな「和のデザイン」にたいする興味は
中学、高校と進学しても変わらず
そのため、高校を卒業後は、染織を学べる美術系の大学に進学したいなあと
漠然と思っていたのです。

けれども、その夢はいったんあきらめました。

当時、美術系の学校に進学するというのは
社会に出てからの職業選択の幅がせまいんじゃなかろうか?
というイメージもあったのか
親としては「それは賛成できかねる」ということでした・・・。
一般のサラリーマン家庭では、よくある話なのかもしれません。

結局、私は、高校卒業後、進学はせずに、就職の道を歩むことにしました。

青森から東京に出てきて、私が就職したのは、「リクルート」という会社でした。



●「このままじゃダメだ・・・」


(20歳の頃)

いま「リクルート」出身の方々が、経営者やリーダーとして
いろいろな世界で活躍しています。

私が就職した当時、そんなそうそうたる面々が在籍していたリクルート社は
すごい熱氣にあふれていました。

私は、最初「社長室(経営企画)」に配属され
お茶くみ、コピー、ワープロ打ちと、社会勉強の日々が始まりました。

その頃、経営企画部門のスタッフの一員として
各事業部の現場を見にいく機会があったのを憶えています。

リクルートは「広告」をつくる会社です。

当時の私が一番あこがれていたのは
広告のデザインをする「制作」の部署でした。

クリエイティブの現場はカッコイイな、と素直に思っていました。


そして、そのうち、自分もそういう仕事をしてみたいと
ひそかに思いはじめるようになりました。

「いつまでも、このままじゃダメだ!
 自分の人生なんだから、なんとかしないと・・・。」

そんな思いを胸に、転属希望を出しました。

やがて、入社して4年が過ぎ、22歳になったとき
大学や専門学校の広告制作をする部署へと、異動できることになりました。



●ゼロからの出発


(制作アシスタントの頃)

右も左もわからない「アシスタント」という立場からの
文字通り、ゼロからのスタートでした。
最初は、毎日毎日が失敗の連続でした。

お客様のところに出かけていき、お話を聞いて
やがて出来あがってきた広告原稿に、赤文字の修正をたくさん入れながら
とにかく日々格闘です。

それが制作マン(ウーマン)としてのリアルな姿でした。

氣がつくと、仕事場の机のうえには、栄養ドリンクの空ビンがずらずらっと並び
深夜タクシーのお世話になることもしょっちゅうでした。

毎日が体力勝負です。

仕事のしすぎで、ストレス性の病氣にかかって、入院騒ぎをおこしたりとか
いろいろありましたが
働くときは働き、遊ぶときは徹底的に遊ぶ!といった感じで
ワイワイやっていました。



●思いが伝わるとうれしい

(ディレクター職の頃)

大きな会社でのハードな日々のなかで
ときどき、うれしいこともありました。

制作を担当した広告が、何度か表彰されたんです。

なかでも、写真の専門学校の広告の仕事で表彰されたときのことは
いまでも印象に残っています。

「写真」の世界というのは
はたから見れば、ちょっと派手な業界に思う方もいると思います。

私も最初はそう思っていました。

でも実際に、第一線で活躍している写真家のお話をうかがうと
皆さん、ちゃんと地に足のついた方々です。

プロの世界だから、当たり前といえば当たり前です。

そこで、これから写真を学び、「写真家として生きていくぞ!」
という志をいだいている高校生たちに向け
応援の氣持ちも込め、あえて“リアル”な広告表現を追求し
プロとして働いていくことの真剣さをテーマに、広告を制作しました。

高校を卒業する頃の自分を、どこかで無意識に見つめていたのかもしれません。

すると思った以上に、皆さんの評価がよくて
自分でもうれしかったことを憶えています。

ビジュアルで大切なことを伝えたい
という制作者としての思いを受けとめてくれたことが
なによりうれしかったんだと思います。



●財産

そんなこんなで7年半、30歳になるまで
リクルート社で広告制作の仕事にたずさわりました。

デザインのイロハや、印刷技術のABCを学ぶところからスタートし
やがてディレクター職になり
グラフィックデザイナーさん、コピーライターさん
カメラマンさん、イラストレーターさんなど
プロのクリエーターの方々と組んで
いろんな仕事をさせていただきました。

これは、いまの自分にとっても、本当に貴重な財産です。

当時、そういったプロの方々から、技術的なことを聞いたり
それぞれの方のやりたいこととか、夢を聞かせていただくというのは
本当に楽しかったのを憶えています。

リクルート社の皆さんと
お世話になったクリエーターの方々には
心から感謝しています。




第二章 「縁」

●一念発起!

30歳で結婚を機に
12年もの長きにわたってお世話になったリクルート社をコトブキ退社しました。

私は、OLを卒業したら、フリーのイラストレーターになりたい
という願望をもっていました。また同時に
絵の勉強をしてみたいという希望も持っていました。

というのも、前述のとおり、18歳で就職したため
美術の学校で絵の勉強をすることに、淡いあこがれを抱いていたんです。

夫(多摩美術大学卒業)にもその話はしていて
幸い、絵を描くことや学ぶことについて賛成してくれていました。

そこで、結婚を機に、一念発起して、学校へ通うと決め
自分自身の活動にプラスになりそうな2つの学校を選択しました。

さすがに、美術大学へは行けませんでしたが
いま思えば、「動物絵師WEB」へと至る道の第一歩は、ここからスタートしました。



●デジハリ&MACに退職金

一つは「デジタル・ハリウッド」という学校でした。

私がリクルート社で広告の仕事をしていた頃というのは
ちょうどデザインの現場にマッキントッシュが導入され、急速に浸透していった
時期です。

当時、「これからは絵もマックで描けるぞ」と一緒に仕事をしていた
クリエーターさんたちも熱い視線を注いでいました。

現在の技術からみれば、ハードウェアもソフトウェアも
まだまだ初歩的な段階ではありましたが
それでも当時から「マッキントッシュ」は、独特のかがやきをもった道具でした。

そこで私も、本格的にチャレンジしてみよう!と思いたち
退職金をはたいて、巨大なディスプレイや、ペンタブレットという
絵を描くための入力装置なども含め、
当時の最新最速のマッキントッシュ一式を買いこみ
同時に、グラフィック系のソフトをきちんと学ぶために
専門学校に通いはじめたのです。



●有名人にほめられる

もう一つの学校は、「パレットクラブ」という、当時新設されたばかりの
「イラストレーターを目指す人」のための学校で、私はそこの第一期生でした。

原田治さん、安西水丸さん、上田美根子さんなど、プロのイラストレーターを
はじめ、雑誌編集者の方やデザイナーなど、第一線で活躍中の方々が
毎週毎週、自分の描いた絵を見てくれるというのが魅力で

すっかり氣にいって、丸2年も通い続けました。

その当時、有名な先輩クリエーターの方々から、いい評価をしていただけるのが
決まって「動物をモチーフに描いた絵」でした。

とにかく、毎週毎週、課題があり、それに向かってひたすら絵を描く

という日々でした。試行錯誤を繰り返しながら、いろんな作品を描いていました。

そんななか、いきつけの「クレヨンハウス」という絵本の専門店で
「クレヨンハウス絵本大賞」というコンテストのチラシを見つけました。

いま思えば、私にとって、そのチラシとの出会いは、本当にラッキーでした。
絵本をつくって、ものは試しと応募してみたところ、なんと入賞したんです。

作品のタイトルは、『いそいでどこいくの?』です。

ストーリーは、女の子が困難にであうたびに、そのつど
いろいろな動物に助けられながら、前へ前へと進み、旅をしていくという話です。

(絵本作品『いそいでどこいくの?』)

絵の学校に通いながら、文字通り手探りで、あれこれと模索している最中でしたので
賞をいただけて、とても勇氣づけられました。



●幸運と不安をいったりきたり

(「ニッサン童話と絵本のグランプリ」の入賞記念品)

2000年の「第16回ニッサン童話と絵本のグランプリ」には
新作を描いて出してみました。

これは自動車メーカーの日産が開催しているもので
日本全国から多数の応募が集まる有名なコンテストです。

新人絵本作家の登竜門ともいわれています。

私は『へその石』というタイトルのオリジナル絵本作品を出品しました。

結果なんと、第3位の「佳作」に選んでいただき、あまりにうれしくて
表彰式は大阪で行われたんですが、大喜びで行きました。

(絵本作品『へその石』)

その頃の私にとって、「絵を描く」というのは孤独な作業でした。

当時、「自分は今こんなことをしていていいのか・・・いつまでも
これでいいんだろうか」という焦りにも似た不安が、ときどきやってきました。

「人生、本当にこれでいいのか? 私の選択は間違っていないのか・・・」と。

そんなときの私にとって、公募企画や
個展の際に絵を買ってくださる方など、表現活動を支えてくださる存在
というのは、まさに「サポーター」でした。

絵に限らず、どんな表現活動、創造活動であっても
実は、その舞台裏には、必ず何らかのサポートをしてくださる方々や
応援してくださる方々の存在があると思います。

クリエーションというのは孤独な作業のようで、本当はそうじゃなく
「縁」というか、何らかのつながりのなかで生まれるんだということを
あの頃の私に伝えてあげたい、いまはそんな風に思います。




第三章 「道具」

●「コンピュータ」好きですか?
(仕事で制作した個人向け、企業向けの
 デジタル・グリーティングカード 例1)

イラストの学校に通っていたころは、マッキントッシュの学校にも通っているころで
当時はまだコンピュータの「絵筆」を充分につかいこなせませんでした。

絵を描くときは、画材にはリキテックスやアクリルガッシュを使っていました。

(仕事で制作した個人向け、企業向けの
デジタル・グリーティングカード 例2)

今のようにコンピュータで絵を描くことの割合が圧倒的に多くなってきたのは
雑誌やWEBのイラストの仕事を受注するようになってからです。

(仕事で制作した個人向け、企業向けの
デジタル・グリーティングカード 例3)

コンピュータで描いた絵というと、一般的にはツルンとした感じだったり
線や面がきちんとしすぎていたりして、味わいに欠けるということもあります。

自分自身、イラストの仕事はともかくとして
個人的な作品づくりにおいては
心のどこかで、できれば「コンピュータらしくない」絵を描きたい
と思っているふしがあります。

(作品制作に没頭中)

その一方で、コンピュータで絵を描くことの独特のおもしろさも
年を経るごとに、自分のなかでふくらんできているというのも事実です。

一昔前には考えられなかったほど、ソフトウェアの機能が充実し
また印刷機材についても、発色性能や、耐久性、用紙のバリエーションなど
作り手を刺激する技術開発が次々と進められてきて
これからも、ますます楽しみといったところです。

最近感じますが、世の中のいろいろな分野で
これからは、アナログとデジタルとがお互いの良さを認めつつ、歩み寄っていく
そんな氣がします。

今後もアナログのスピリットは消えることはないと思います。

(20代前半にリキテックスで描いていた頃の絵)

そして、デジタルは、アナログのよさを参考にしながら
どんどんと「きめが細やかに」なっていくのだろうと思います。

私も「デジタル」を今後もさらに追求しつつ
「アナログ」という本質は忘れない

そんな感じで表現活動をしていきたいと思っています。



●職人さん

実は、私は職人さんの世界が大好きです。

伝統を大切にしながら、黙々とものづくりに励んでいる人が好きです。

なかでも好きなのは「きもの」をつくる仕事です。

私が表現ということに興味をもった原点も「きもの」でした。

冒頭でお話したとおり、これは母の影響が大きいと思います。

いま、あらためて、着物に描かれた文様や絵、また刺繍をみても
これぞまさしくクリエイティブ!と感じます。

ちなみに私は洋裁も好きです。これも母の影響です。
子供の頃からミシンを使って遊び、いろんなモノを手作りしては喜んでいました。

(アイデアを思いついたら、試しにカタチにしてみる)

いまでもミシンは、マッキントッシュと並んで、大事な道具です。

ちなみに、ときどき「犬の服」を作ったりもしています。

(実家の「専属モデル」)

いま住んでいる家は、残念なことに「ペット不可」の分譲マンションなので
ペット服は、青森の実家にいる犬のために、シーズンごとに作ってあげています。

私は、手を動かして、描いたり、作ったりするのが
きっと本能的に好きなんだろうと思います。

これを読んでくださっている方のなかにも、同じように、手を動かすのが好き
という方がたくさんいらっしゃると思います。


※「試作品と非売品」というコーナーもよろしければここをクリックしてご覧ください!


ちなみに余談ついでに、もう一つ(笑)。

ミシンと並ぶ、もう一つの私の手を動かす趣味は、「二胡」を演奏することです。

二胡の音色をお好きな方も、たくさんいらっしゃると思います。

いま私は、二胡演奏家の程農化(てい のうか)先生から
二胡の演奏を学んでいます。

エレクトーンなどの鍵盤楽器は、子供の頃から大好きでずっと習っていましたが
弦楽器を習うのは、二胡が初めてでした。

始めたころは、そりゃあもうひどい騒音のような音色でしたが
おかげさまで今では、老人ホームなどでボランティア演奏会を
定期的に開催させていただけるようになりました。

二胡を弾いている時間は、楽しくてたまりません!

(老人ホームでのボランティア演奏会)

(二胡演奏発表会でのソロ演奏)

(二胡演奏発表会@さいたま芸術劇場での合奏)

二胡を人前で演奏するときの「舞台衣装」は
自分で、振り袖の着物をリメイクして「アオザイ」に仕立てたものを着ています。

「絵」と「ミシン」と「二胡」は
これからもずっと取り組んでいくテーマになりそうです。




第四章 「表現」

●MOTHERSHIP

(新しいことをはじめるのは楽しい)

会社を辞め、結婚し、やがて数年が経ち、新居に引っ越しもして
フリーのイラストレーター、グラフィックデザイナーとしての仕事も面白くなってきた頃
夫が脱サラしたこともあって、自分自身もさらに仕事の幅を
拡げてみようと思いました。


さて、自分には、どんなことができるのか?


最初に漠然とイメージしたのは
いろんな分野の「表現者」の人たちと組んで仕事をしてみたい
ということでした。


その思いのベースには、リクルート時代に広告のディレクターとして経験した

「クリエーターさんたちとの共同作業のおもしろさ」

というのがあったのかもしれません。


いろいろとアイデアを練っていたある日のこと
夫が「ワークショップとか講座をおこなうスペースってのはどうだ?」とのこと。
なんだか面白そうだな!と直感的に思いました。

私の中では、「クリエーターや表現者が出会い、その輪が広がっていく場」
そんなイメージがひろがりました。

普段は個人で表現活動をしている人たちが、いろんな人に出会いながら
いろんな輪ができていったら、おもしろいだろうなと。

それも、バーチャルにではなく、人と人とが直接出会える場で。



●続けることは、大変!

(森井ユカさんによる造型講座の様子)

さっそく、その線で準備を開始することにしました。

どうせやるなら、会社もつくったほうがいいんじゃないか
ということになりました。

でも、「会社」ってどうやってつくるのか? 

クエスチョンマークが頭の中にバババっと点灯しましたが
力技でクリアしていって、自分たちで登記用の書類一式までつくり
なんとか会社を設立しました。


社名は、MOTHERSHIP(マザーシップ)です。

(講座案内のWEBサイト画面)

最初のうちは、受講生も集まらないし、出費も多いし、やることは
いっぱいあるしで、あっという間に時間は過ぎていきました。

夫婦ゲンカもしたし、経済的に何度かつらい局面もあって、とにかく
大変な日々でした。

私たちにとって、会社経営は、まったくの「未体験ゾーン」でした。

何をどうしていいか、ホントわからないことだらけで、あれよあれよという間に
もう決算の季節。

会社は、作るより、継続していくことのほうが
何百倍も大変ということだけは、すぐにわかりました(笑)。



●真剣さと笑い

(ヴォイス表現の講座の様子)

マザーシップでは、「表現」や「創造」というテーマに特化して
ワークショップや講座をおこなっています。

キャッチフレーズは「表現するよろこびを!」です。

何かを表現したり、創造したりするとき
そのプロセスのすべてが「よろこび」に満ちているわけではありません。

私も一人の表現者として、悩むということは日常茶飯事です。

でも、最後にはやはり「表現するよろこびを!」だと思うんです。

表現や創造が目指すのは、「よろこび」なんだと、私は思います。

(巻上公一さんのプロデュースで海外からの講師もお招きして)

ワークショップや講座の場は、いつも真剣さと笑い声に満ちています。

参加者お一人お一人は、自分の「表現」にたいして常に真剣です。

そして、そんな「表現する」ことに真剣な人たちが集まると
そこにはなぜか、自然と笑顔がこぼれ、リラックスした雰囲氣が生まれてきます。

その笑顔はやがて「共同で何かを創る」ことへとつながっていきます。



●ライフワーク



「動物絵師WEB」は、自分自身の原点をみつめることにもつながっていくような
そんな氣がします。

私は、子供のころから絵を描くことが大好きで
30歳を過ぎてから、再び、絵を描くよろこびを思い出しました。

以来、どんな絵を一番たくさん描いてきたかといえば
それは仕事でもプライベートでも「動物の絵」でした。

絵を描くことと並んで、犬や猫などのペットを育てるのが大好きだった私にとって
「動物を描く」というのは、子供の頃からの「ライフワーク」のようなものです。

(青森時代の相棒・メリー)


●かわいい!だけじゃない

動物を描くことの楽しさはどこからくるのかな、と、あらためて考えてみると
私の場合、それはまず、動物のピュアさ(変な日本語英語ですみません)に
あるように思います。「かわいい」という言葉に置き換えてもいいと思います。


「かわいい」ってのはやっぱり理屈抜きです。


ネコでもイヌでも、ウマでもシカでも
動物の子供をみたときに感じるあの感じがたまりません。

大人の動物でも、目をみたときにかわいいと感じるときがあります。

それと、もう一つ、これは自分でも整理ついていないところなんですが
「動物と人間とのコミュニケーション」ということにも
私が動物の絵を描きたい!と思わせる何かが潜んでいるように思います。

(初対面の犬に遊んでもらうの図)

ペットを飼っている方はおわかりいただけるかと思いますが
動物にも氣持ちってありますよね。その氣持ちの表れを
人はときどき感じることができます。

生き物同士、どこかで通じあっているのだと思います。

動物と人間には共通したところがたくさんある

ということを意味しているのかもしれません。


もしかしたら、私はそういう「動物と人間の共通部分」に
興味があるのかもしれません。


もともとは人間も動物、自然の一部です。きっと大昔の人間は
現代の私たちよりも、もっと的確に、するどい直感で
動物とコミュニケーションできたのだろうと思います。




第五章 「遊」

●真の動物絵師

動物が人間より下等なものだという考えは
私たち人間みんながどこかでもっていると思います。

私のなかにもそういう考えはあります。

でも、動物とふれあっている瞬間に目を向けると
そのとき、単純にどっちがレベルが高いとか低いとか
優れているとか劣っているとか
高等だとか下等だとか
そういう意識では接していないときも多いと思います。

たとえば、変な話ですが
子供の頃、あなたは動物と「仲間」になってみたいと感じたことは
ありませんでしたか? 

動物と接しているとき
向こう(動物)もこっち(人間)を仲間だと思っているなって
感じるときがありました。

そういうときって幸せでした (笑)。

そのあたりのこととも関係しているんですが
「動物絵師」の「絵師」というのが何に由来しているかというと
実は、歌川国芳(うたがわ くによし)という
ある浮世絵師へのあこがれからきています。

(国芳の作品ポストカード)

国芳は、広重と同じ年に生まれ、同時代に活躍した陽氣な絵師です。

笑いの要素もたっぷり取り入れたパワフルな作風で
江戸庶民のあいだで大人氣になりました。

いまでも多くのファンをひきつけてやまない人なんですが
実は、大のネコ好きだったことでも有名です。

『国芳の狂画』(東京書籍)という本には
「動物たちのパラダイス」と題して、次のように書いてあります。

「国芳は、いつも二、三匹の子猫を懐に入れている程の猫好きであった。
 それだけに猫の絵は秀逸である。
 猫だけでなく、十二支の動物や、狐や狸はむろんのこと
 鳥や魚たちまでも題材にしている。動物たちを愛し、彼らに人格を与え
 縦横無尽に活躍させた浮世絵師を他に知らない。
 擬人化された姿に、人間生活が二重写しになって
 見る者を笑いの渦に巻きこむのである。」

国芳の作品群のなかには、いかにも「浮世絵師」らしい、けっこう強烈な
絵もあります。

ただ、作品全体をみていただくとおわかりいただけると思いますが
国芳の「動物の擬人化」の根底には
動物たちを、決して自分よりも下等なものだとは思わない感じ
というのがあります。

動物と人間とが同じ土俵にいる、というような世界観があります。

そこに国芳の優しいまなざしを感じます。



●タイムスリップ・視覚革命

(『視覚革命・浮世絵』の表紙)

話は飛びますが
江戸時代の浮世絵師たちが現代にタイムスリップしてきたとします。

そして、私のアトリエにやってきて
私がコンピュータで絵を描き
フルカラーで高精細なデジタルプリンターを使って
絵を刷り出している姿に「未知との遭遇」したとしたら
彼ら、江戸の絵師たちは、果たして、どうするでしょうか?

きっと彼らは、おもしろがって、一緒にコンピュータで絵を描きはじめる
私はそう夢想します。


浮世絵の美をもっともよく表現するものとして
多色刷りの「錦絵」とよばれる版画があり
世界中にコレクターがたくさんいます。

『視覚革命・浮世絵』(諏訪春雄著・勉誠出版)によると
17世紀の中期の「墨摺り絵」ではじまった版画浮世絵は
そののち100年ほどの時間の経過のなかに種々の工夫が加えられ
18世紀の半ばに、多色刷りの「錦絵」が誕生したのだそうです。

錦絵は
絵を描く専門家である「絵師」
版木を彫る専門家の「彫り師」
そして紙に刷る専門家の「摺り師」という
3者(プラス「版元」の4者)による協同作品です。

江戸の昔、それぞれ専門分野のプロフェッショナルたちが
みんなで「美」や「遊」を追求して、ものすごいスピードで
工芸技術革新を進めていった様子を想像すると
ワクワクするものがあります。

そんな錦絵の美麗、かつ緻密な職人技と結びつけるのは
あまりにもおこがましいかと思いますが
いま私たちが手にしているマッキントッシュとフルカラープリンターという道具は
現代の「錦絵」の制作を可能にしてくれるものだと、私はとらえています。

(動物絵師WEBの作品『瀧音』)

私が「絵師」の役割で
マッキントッシュが「彫り師」、プリンターが「摺り師」の役割をにない
「一人工房」を運営しているといった感じです。




第六章 「潮流」

●時代の風

ここ数年で、デジタルプリントの発色性能や耐久性は
飛躍的にグレードアップしました。

世界的に活躍しているプロの写真家の方々も、こぞって太鼓判を押すほど
高精細でハイクオリティな「デジタルプリント作品」を個人ベースでつくることが
すでに可能になっています。

現代美術の世界をみても、「デジタルプリント」を技法として選んだアート作品を
よく見かけるようになってきました。

「デジタルプリント」をアート作品として楽しむ時代
ついに本格的にやってきたようで、うれしい氣持ちがします。

「デジタルプリント」の作品づくりにおいては、紙選びはもちろん
作画から刷り出しにいたる制作プロセスの各段階において
「自分が目指す表現」を追い求めるうえで
重点的にこだわる制作作業上のポイントが
アーティスト個々にそれぞれあります。

そして、「大量印刷物」をつくるときの調整作業とは、また違った
個人レベルでのさまざまな試行錯誤の作業を経て
ようやく「デジタルプリントアート作品」は完成します。



●好きな服を楽しむように

もう一つアートにちなんだ話としては
私たち一般人の感覚からすると
画家が描いた大変に高価な「一点もの」の絵を手に入れて楽しむ
あるいはコレクションするということは、ちょっとあこがれではありますが
なかなかできません。

敷居が高いし、価格が高いというのが正直なところです。

(動物絵師WEBの作品『月兎』)


その点、デジタルプリント作品は違います。

もっと氣軽です。楽しみ方が違います。服を買う感覚に近いものがあります。


「版木はデジタル」これは、私の作品を氣に入ってくださっている
ある方から教えていただいた言葉です。

古さと新しさが、ほどよく同居している感じで
とても氣に入っているフレーズです。

服や宝飾品など、ファッションの世界でも、クリエーターさんたちが
古いもののなかに、現代的な新たな価値を見いだす
ということがよくあると思いますが
ものづくりにおいて、それは大事なことだと思います。


私は、個人作品づくりにおいて
何度も何度も刷り出しては、色の調整を繰り返し
少しずつ少しずつ、技術やコツを積み重ねる
ということをずっと続けてきました。

現代の最新デジタル技術だからといって
一発でポンと納得のいくものが出来あがるわけではありません。

刷っては調整し、刷っては調整し、という非常に細かいところの作業を
納得いくまで、氣がすむまで、幾度も幾度も繰り返して
ようやっと一点の作品ができあがります。

終わることのない、楽しい試行錯誤の日々です。




第七章 「夢」

●「Animal Art」 ・・・ 動物芸術

これは夢のお話ですが

「動物芸術」専門のアートスペースができたらいいなと妄想(笑)しています。

美味しいお茶と見た目にもかわいい和菓子を楽しめるカフェも併設だと
最高ですね。


ところで、このサイトのタイトルにもある
「Animal Art」=「動物芸術」という言葉は、初耳という方も多いと思います。

『江戸の動物画』(今橋理子著・東京大学出版会)という本には
次のような解説があります。

(『江戸の動物画』の表紙)

「動物芸術」というジャンル名は
日本ではあまり耳慣れない呼び名であるが
基本的には動物(鳥・獣・虫・魚類等)を
主要対象(モチーフ)とする造形で
絵画・彫刻・写真・映画
また近年ではビデオアートやCG(コンピュータ・グラフィックス)も含む
様々な芸術創作を指す。
表現も細密描写にこだわる写実的なものばかりではなく
抽象・象徴的な作品も多々見受けられる。




●生命の力

考えてみれば
はるか遠い昔に描かれたラスコーの洞窟画や、ペルーのナスカ地上絵にはじまり
現代においても、地球上各地の先住民族が描く文様から
デジタル技術を駆使した映像作品にいたるまで、ぐるっと見渡すと
私たち人類は、膨大な量の「動物芸術」を産み出し続けていることに氣づきます。

いつの時代も、人間にとって、動物は
「表現」において欠くことのできない重要なモチーフであり、パートナーでした。

吉祥、幸福、豊かさ、健やかさ、やさしさ、活力、しなやかさ、などなど
古来、「絵のなかの動物たち」は
私たちのもとへ、生命の力を運んできてくれるメッセンジャーでもありました。

それはいまでも変わらないと思います。


私は「動物絵師WEB」の活動を通じて
人間のイマジネーションを刺激してやまない動物たちに敬意を表し
感謝の氣持ちを伝えたいと思います。


「動物絵師」 三浦真奈美






| 動物絵師WEB TOPページ | 

|額装済み作品・全リスト| |開店・開業のお祝いに| |額装済み作品・猫| |額装済み作品・犬| |額装済み作品・うさぎ| |額装済み作品・亀|

|額装済み作品・その他| |ポストカード| |銅版画| |ハンドメイドバッグ| |アクセサリー| |Tシャツ| |クッション| |コースター
| |沖縄三線用ティーガ| 

|イラスト作品オーダーメイド| |ポストカード無料プレゼント| |お客様からのご感想| |ブログ| |絵師のアレコレ| |オリジナルも承ります| |試作品と非売品| 

|会社概要| |特定商取引法に基づく表示| |プライバシーポリシー| |Q & A| |銀行振込先一覧| |サイトマップ| |LINK1| |LINK2| |お問合せ|

スペシャル・モニター募集中!


このサイトは合資会社マザーシップが運営しています。サイト内の記事・写真など、すべてのコンテンツの無断複写・転載等を禁じます。
Copyright MOTHERSHIP All Rights Reserved.